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2009.11.20
「三方良しの公共事業改革推進コンファレンス2009」を終えて
2007年5月8日、東京・海運クラブで開催された「三方良しの公共事業改革推進フォーラム」の席で、「三方良しの公共事業改革宣言」が採択されて以来、その波は全国各地に波及し、2008年11月には、取り組みの発祥地である北の大地、北海道札幌市で「三方良しの公共事業改革推進コンファレンス2008」が開催されました。
これに続き「第3回目」となった今年は、国内各地だけでなく、海外からの参加者も募り、「三方良しの公共事業改革推進国際コンファレンス2009」と題して、大変盛況のうちに無事終えることができました。
国土交通省からは、事務次官の谷口博昭様、北海道局長の奥平聖様、大臣官房技術調査課建設システム管理企画室長の勢田昌功様、経済ジャーナリスト財部誠一様、中部品質管理協会から 大西匡様、「三方良しの公共事業改革」の著者である岸良裕司様、TOC国際資格認定協会事務総長 キャロル・プタク様、そしてTOC理論の生みの親エリヤフ・ゴールドラット博士も駆けつけていただき、豪華な顔ぶれによる講演が実現しました。
昨今、社会・経済が混迷の時代に入り、非常に厳しい状況に迫られております。
しかし、どんなに厳しい社会状況になろうとも、「地域住民の安全安心のために、社会資本整備を通じて貢献をすること」が我々建設業界の使命であり、存在意義であると確信しております。公共事業に対する国民からの信頼回復を重視し、すべては住民の安全安心のために「住民良し、企業良し、行政良し」の三方に利益をもたらし、社会的責任を果たすこと、そして信頼をベースとした「人」中心の現場づくりこそが、三方良しの公共事業の精神です。
今回のコンファレンスを通じて、発注者、施工者のパートナーシップ精神と信頼関係を更に高め、国民に良質なインフラを提供し、喜ばれるためには何が必要なのかということを、我々はこれからも考えて続けて参ります。
会の開催に当たりまして、ご協力をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。
これからも皆様と共に議論を継続し、三方良しの公共事業を推進していきたいと思っております。
日時 | 平成21年11月20日(金) 13:00~18:00 |
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場所 | シェラトン都ホテル東京(地図) |
主催 | 全国建設青年会議、三方良しの公共事業推進研究会 |
後援 | 国土交通省 |
協賛 | 日経コンストラクション、日刊建設通信新聞社、建通新聞社 |
13:00~13:05 | 【開会のあいさつ】 |
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13:05~13:20 | 【国土交通省来賓あいさつ】 |
13:20~14:20 | 【基調講演】「答えは現場にあり!三方良しに期待するもの」 |
14:20~15:10 | 【「三方良しの公共事業改革」活動報告】
・国土交通省の現在の活動状況について |
15:10~15:30 | 休憩(20分間) |
15:30~16:40 | 【記念講演】現場起点の継続的改善 品質をプロセスでつくり込む大野耐一氏の教え |
16:40~17:10 | 【記念講演】 |
17:10~17:30 | 【識者よりコメント】 |
17:30~17:50 | 【まとめ】 |
17:55~18:00 | 【閉会のあいさつ】 |
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